当記事のまとめ
- テントの直ぐそばやタープの下では焚火・炭火は厳禁
- テントやコテージ内での炭火・ガスの使用は厳禁
- 焚火はキャンプ場のルールを守って
こんにちは、キャンプしながら日本一周中のヤマケンです!
吉本で芸人をやっていた方から、「君ら2人は芸人として惹きつけるものがあるよ!」って言って頂きました。キャンプ芸人ですかそうですか。やろう(革新)
今回はキャンプをする際に最も気をつけなければいけない【火の取り扱い】についてです。
人の命に関わることなので、これからキャンプを始める方には必ず読んで欲しい。
テントの直ぐそば・タープ下では焚火・炭火はNG
まず、気をつけて欲しいのが【テントの直ぐそばやタープの下での焚火及び炭火】です。
焚火や炭火はガスなどと違って、爆ぜます。爆ぜると火の粉が舞ったり、燃えた破片が周囲に飛び散ることがあり、これは必ずと言って良いほど起こります。
一方でテントやタープの素材は化学繊維で出来ており、火に非常に弱い作りになっています。
例えると、冬の小学校でストーブの排気管にフリース素材をくっつけると一瞬で溶けてしまうあの感じです。それで遊んで家に帰って親に怒られるまでが茨城スタンダード。
もし、テントに火の粉や破片が飛んでしまったら、テントに穴が空いてしまいますし、最悪延焼してテントが燃えてしまう可能性すらあります。
ですので、焚火や炭火を楽しむ際は必ずテントから2mは離して、タープの外に出して行って下さい。
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他にも焚火や炭火に関しての注意点があります。併せて御覧ください。こっちの方が詳しいです。
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タープ下では焚火はやっちゃいけないよってのと、どうしてもやりたい方用に。
テントやコテージ内での炭火は特に禁止
キャンプをしていると予想以上に寒いことが多々有ります。そういう時、テントの中にこもって料理したいと思う方も少なく無いと思います。かく言う我々もテントの中で火を使ってしまった時も有りました。
先ほど言ったように、火は非常に燃えやすい素材で出来ているので、テントの中で火を使うのは自殺行為に等しいと言えます。
更に、寒いからと言って密閉したテント内でガスヒーター等を使用するのも避けましょう。酸欠やガス漏れ等の危険があります。もしガスヒーターをテント内で使用したい場合は、必ず十分な換気を図った上で行って下さい。
また、コテージ内での炭火の使用は厳禁です。【火事の元になり得る】という事も厳禁の理由ですが、恐ろしいのは【一酸化炭素中毒】です。
これまで数多くのキャンプ場をまわり沢山のオーナー達から話しを聞きましたが、何年かに一度の割合で屋内で火器類を使用したが故に起こる一酸化炭素中毒で救急車沙汰になることがあるそうです。
キャンプ場から特別な指示が無ければ、火器の使用は必ず屋外で行って下さい。
焚火はキャンプ場のルールに従って
最後に、焚火を行うときの注意点になります。
アウトドアで焚火となると一般的に想像しやすいのが、河川敷などで石でカマドを作って行うもの、という気がします。あるいはキャンプファイヤーの用に地面に直接ヤグラを作って燃やすというようなイメージ。
しかし、キャンプ場での焚火は勝手が違います。
基本的にはキャンプ場内で焚火をする際は必ずと言って良いほど【焚火台】という道具が必要になります。
※焚火台:読んで字の如く、焚火をするための台。効率よく焚火を楽しむことが可能。
直火がNGな理由は主に【火災防止】【自然環境保護】です。
落ち葉が多い場所で直火で焚火をしたら、恐らくものの数分でキャンプ場全体が燃えてしまうでしょう。また、地中には多くの生き物や微生物が住んでいます。そこに焚火の熱を当てることは地中の生き物を殺してしまい、その土地の生物体系に影響を与えすぎてしまいます。
※直火:地面の上で直接焚火を行うこと。
しかし、キャンプ場の中には直火OKのキャンプ場もあります。ですので、基本的にはキャンプ場のルールを順守が必須になります。先ほど挙げた【自然環境保護】については頭の片隅にでも入れておいて下さい。
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以上がキャンプの際に気を付けるべき【火の取り扱い】についてでした。
キャンプは楽しいものではありますが、ちょっとした油断や間違った認識が事故や火事の元につながります。キャンプの楽しみ方よりもまずは注意点をしっかり頭に入れてほしいなと思う今日このごろ。
火の取り扱いに注意して、最高に楽しいキャンプライフを!!
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