どもども、ヤマケンです。
ヤマケン:アウトドアクリエイター(仮)キャンプで日本一周をしながら抜け毛と闘う26歳。最近というかずっとハマっている声優は花澤香菜さん。
最近ほんとに太ってきて、そろそろ痩せなきゃヤバイです。アウトドアマンとしても、女子にもてる為にも。脂肪をオミットする。ヤマザップ。
さて、連載コラム第一弾として【キャンプの楽しさってなんだろう】の第一回を先日にリリース致しました。
僕がどうしてキャンプに出会ったのかを書こうと思ったら見事に仕事が辛かったアピールで終わってしまったわけですが、結構な数の皆様に御覧頂いたようでまっことありがたい限りでござる。
まぁとにかく、最初に思ったキャンプの魅力は【日常からのあらゆるものの開放】だったのです。
キャンプを始めて半年、月一キャンプが仕事の原動力になる
初めて佐久間含む会社の同僚とグループキャンプをして以来、月一でキャンプをするようになった僕。
今になって思えば、キャンプが月一のイベントになってから仕事に対する気持ちが楽になっていたような気がします。
どんな嫌なことがあっても「来週キャンプだから」とか「今日頑張れば明日キャンプや」とかなんかそんな事をブツブツ1人で言いながら仕事に向かっていました。普通にキモいな。
やっぱり人間楽しみがあると嫌なことでも多少頑張れる様になるもので、相変わらず会社の中のネガティブ系男子筆頭ではあったものの、なんか気持ちが楽になりました。
キャンプの良さを伝える喜びがキャンプ熱を強くした
それからと言うもの「キャンプいいっすよ」「来週キャンプなんすよ」「キャンプ・キャンプ・キャンプ」と、まぁウルサイことこの上ない。キャンプの話ばかりを職場にしていた僕です。その節は大変申し訳ございませんでした。
が、あまりにもキャンプの話ばかりするものだから、中にはキャンプに興味を持ってくれる先輩や同期が現れてくれたんですよね。んで、実際に一緒にキャンプに連れて行ったりしたわけです。
当時キャンプを初めて1年ちょっとも無かったんですが、それでもダッチオーブンで鳥の丸焼きを作ったり、焚き火を見せたり、来てくれた皆を楽しませようとそれなりに張り切ってやってました。
そしたら皆こういうわけです。「キャンプっていいな」って。
自然の中でゆっくりしたり、皆でお酒を飲んだり、色々普段話せないような話をしたり、そういうキャンプの楽しさを感じてくれた。
それが僕は凄く嬉しかったんです。皆楽しんでくれたり、僕とキャンプでリフレッシュしてくれたことが。
そんな経験が僕のキャンプ熱を強くしました。
旅のキッカケは相方の退職。でも旅の中でやりたい事など無かった。
さて、そんなキャンプの魅力に取り憑かれて、仕事にも張りが出たかと言うとそんな事は無かったんですね。
キャンプのお陰で心持ちマシにはなりましたけど、やっぱり仕事は嫌で嫌でしょうがなかったし、何もうまくいかない毎日でした。
でも今仕事を辞めたって、今の僕に一体何が出来るのか。今の僕に何が残るのか。そう考えたら鬱々しながらも働かざるを得なかったわけです。当然なんですけどね。
そんな中、転機が訪れました。それは社会人2年目の11月位だったかな。佐久間が僕にこう言ったんです。
「俺は会社を辞めて旅に出る。世界が見たい。」
僕は見送ろうと思いました。僕にはやりたい事も知りたい事も無かったですから。ただ、働くのが嫌で嫌でしょうがなかったけど、辞める気は無かった。
退社は12月末。佐久間の見送りをどうしようか考えていた僕ですが、またもや佐久間がこういったわけです。
「キャンプをする人を増やしたい。日本全国をキャンプで旅してキャンプを布教しよう。」
さすがに何言ってんだこいつ状態でした。
でも話を聞けば、「キャンプには人生を豊かにする力がある。もっと自分の人生を楽しむ人が増えるようにキャンプをする人をもっともっと増やしたい」的な話をされました。
その考えは全くもってその通りだと僕も思いました。でも、そんなキラキラした夢もないし、どうしてもやりたい事ではなかった。
それから少しの期間悩みましたが、割と答えは決まってました。
「夢も希望もやりたい事もなんにも無いけど、ココで一歩踏みだそう。」
「こんな僕でも必要だとそう言ってくれた佐久間と共に旅にでよう。」
「あと何か普通に楽しそう。」
そんなこんなで、翌年の1月には退職届を出し、3月末で退職しました。
こうして夢も希望も何もない僕が、キャンプ布教日本一周の旅に出発する事を決めたのです。
今回はここまでとなります。
相変わらず【キャンプの楽しみ】について全然触れないスタイルでコラムが進みますね。と言うよりもはやコラムなのかこれ状態です。
キャンプ旅を始めたワケは「自分を変えたい」「必要とされたことが嬉しかった」「楽しそう」という全然キャンプ初心者を増やした想いとは全くかけ離れたところにあったわけです。
さぁどうですか。ここまで読んでくださった方はそろそろこう思うんじゃないですか?
「チラシの裏にでも書いて紙飛行機にして飛ばしとけとこのグズ」
次回は、【僕がキャンプ旅を通じて見てきたもの】と題して、男二人のキャンプ日本一周の旅がどんなもんで、僕に何をもたらしてくれたのかを書いていきます。
さぁ色々広げた風呂敷のたたみ方が分からなくなってきました。
ではではみなさんまた来週。
コメント