この記事のまとめ
- キャンプにおいて最も警戒すべきなのが風である理由を説明。
- キャンプでの風対策を紹介。
どーも!キャンプブロガーさくぽん(@sakumanx)です。
キャンプをする時って天気を気にします。晴れるのかなー雨降るのかなーって。
でも、キャンプの大敵は、雨ではなく風なのです。
その理由について、詳しく書いていきます!
なぜ風が一番の大敵なのか
雨ではなく、風が一番厄介な原因は、キャンプにおいて必須である「テント」が設営できないor設営しても壊れてしまう可能性があるためです。
雨が降っていようがテントはなんら問題ありません。日本のキャンプ用品メーカーは日本の気候に合わせて作られているため、仮に台風並みの雨が降ってもそれほど大きな問題はないです。(もちろんピンからキリまでテントはありますので、安いものは浸水してしまいますよ。)
しかし、風は防ぎようがなく、危険そのものなのです。年に何回か、強風で運動会用のテントが飛ばされてしまって児童が怪我をしたというニュースが流れますが、イメージとしてはあのような感覚です。イベント用の頑丈なテントでさえも突風に煽られてしまうと飛んで行ってしまうほどなので、油断して設営したテントは一溜まりもなく吹き飛んでしまう可能性もあります。
◀参考記事(外部リンク)▶
基礎的なことがこちらに書いてありますので、参考にしてみてください。
「風がキャンプの一番の大敵!!キャンプで必ずやらなければならない風対策〜初心者のためのキャンプ入門〜」
どのようにしたら風の対策ができるのか。
そもそも論として、風が吹きやすい場所があります。山と山の谷間になっているキャンプ場などは日常的に風が強いです。キャンプ場内においても風が吹きやすい場所は必ず存在しますので、風の強い日であるのならばオーナーや管理人さんに相談しましょう。周りは風が強くても、近くにある木々が防風林の役割をして風を和らげてくれるところもあります。その辺は慣れと勘でわかってくるようになります。
ここからが重要な風対策のポイントです。
ペグと張り網をしっかりと!
ペグとは、テントを固定させるために地面に固定させる杭のことをいい、張り網とは、テント本体を支えるロープのことをいいます。このペグの差し方と張り網のやり方次第でテントの風に対する強度が大幅に変わります。
どちらもテントを買った時に付属されていますが、付属されているペグでは心もとない場合もありますので、別売りのペグを購入することも検討すべきです。
◀参考記事(外部リンク)▶
ちょっと値段が高いのですが、ソリッドステークは初心者にこそ使って欲しいペグです。
「初心者こそ使って欲しい!ペグはスノーピークの「ソリッドステーク」が最強。〜初心者のためのキャンプ入門〜」
そもそものペグの打ち方って?と疑問をお持ちの方は参考までに。
「ペグが上手く刺さらないんだけどどうすればいい?ペグの打ち方入門〜初心者の為のキャンプ入門〜」
ちゃんとペグをしないと・・・
テントが壊れます。設営中に油断してペグをちゃんと打たずに、突風に煽られてテントが反転。翌朝確認してみたらテントの骨組みのポールが折れてました。。。ここまでいかないまでも、「張り網がゆるくてテントのフライシートが伸びてしまった」「ペグの打ち方が甘くて夜中にペグを打ち直した」なんてことも。僕らみたいな失敗をしないように!
◀参考記事(外部リンク)▶
「油断してペグを打たないとどうなるか。初心者がやりがちな失敗〜ヤマケンの失敗談〜」
ちなみに、ペグが差さりにくい場所では木や大きめの石(岩?)にロープをくくりつけたりするのも効果的です。
暴風の時は中止する勇気を。
ペグを完璧に打ちつけて、張り網も一番強度のある形で張ったとしても、どうしようもないほどの強風の前では無力となります。ベテランのキャンパーさんでさえも強風には勝てないのです。強風でフライシートが破れてしまった現場に居合わせたこともありました。
風速が10m以上の時は中止することも検討しましょう。キャンプ旅をしていて、10mを超える時は設営する場所をよーく考え始め、15m以上の場合は建物の中に泊まるという選択肢をとります。大人の僕がそう判断するのですから、小さなお子さんがいる場合はもっと賢明な判断が必要かもしれません。楽しいキャンプですが、中止する勇気も持ちましょう。
以上、キャンプでの大敵が風である理由と、その対策についてご紹介してきました!
ちゃんとした対策をして、楽しいアウトドアライフをー!
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