【連載コラム:キャンプの楽しさってなんだろう】ヤマケン編:第3回【終了】|僕がキャンプ旅を通じて見てきたもの

連載コラム

どもども、ヤマケンです。

ヤマケン

ヤマケン:アウトドアクリエイター(仮)キャンプで日本一周をしながら抜け毛と闘う26歳。最近というかずっとハマっている声優は花澤香菜さん。誰か君がいなくちゃだめなんだを観た方いたら連絡下さい。

〜前回までのあらすじ〜

仕事が嫌で嫌で仕方ないと思っていたら出会ったキャンプ!気づいたら嫌な仕事を辞めてキャンプ旅をすることになっちゃったけど、この後何がまってるんだろう!はわわ〜大変でしゅ〜〜c(>ω<)ゞ

・・・・・・・

とか馬鹿な事言ってないで、連載第三回目は「僕がキャンプ旅を通じて見てきたもの」です。多分今日こそはキャンプの楽しみに触れられるんじゃないかな。多分ムリだな。

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人の優しさを見てきた

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最初にこういうことを書くと一気に陳腐敵な感じになるけど、これまでを通して一番思うのは人は優しいと言う事。

初めてキャンプ旅をする話をしたのは、【日本オートキャンプ協会(JAC)】のインストラクター講習。キャンプの布教活動をするのに基礎知識がないままじゃイカンと飛び込みで申し込んだ講習でした。

そこで初めてキャンプ旅をすること、キャンプ初心者を増やしたい事を人に話したと思います。正直鼻で笑われるのが関の山かなと思ってました。たった2年もしないで社会人辞めた奴が何言ってんだと、ただ働きたくないあまちゃんだろうと言われるんだろうなと。まぁ後半特に僕は言われてもしょうが無い時でしたけど。笑

しかしそんな僕のひねくれた予想とは裏腹に、他の講習者や講師、協会の方々は笑顔で頑張れと、応援すると言ってくれました。懇親会でも沢山の方が話を聞いてくれました。

その後出発をしてからあるキャンプブロガーの方からキャンプ場のオーナーを紹介してもらい、キャンプ場のお手伝いしながらの旅になりました。

そこで出会う方々も、皆おんなじでした。

誰も僕らのやりたい事を笑わない。馬鹿にしない。

その他キャンプ場で出会うおっさんやおばちゃん達、兄さん達は皆そうだった。

本当に皆優しい。その優しさにどれだけ助けられたか分かりません。それほど沢山の優しい人達に出会えた。

今思い返せば僕はこれまで何かを一生懸命にやることはほとんど無かったかも知れない。一生懸命にやってる人を現実が見えてないなんて馬鹿にすらしてたと思う。ダサいと思ってた。

そんな僕にとってはそれがある種のカルチャーショックだったのと同時に、僕が現実だと思っていたことは一体何だったんだろう。

生き方の自由さを見てきた

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旅先やキャンプ場で本当に沢山の人に出会ってきているこの旅ですが、生き方の自由さをまざまざと見せつけられてます。良い意味で。

キャンプ場のオーナー達は、バリバリ働いていたのを脱サラしてキャンプをゼロから開拓してらっしゃいます。キャンプをする人が気持ちよく、楽しく過ごせる場所を作りたいと、何にも無いところから今のキャンプ場たちを作り上げて来ている。

旅先で出会ったキャンピングカーのおじいさんとおばあさんは、会社勤めが終わってやっと2人の時間を楽しめる様になったとキャンピングカーに乗って全国を旅して回っている。とっても素敵な2人だった。

バイク乗りのお兄さんは、仕事を辞めて自分を見つめ直す為に北海道をキャンプしながら旅をしてた。今で乗ってたハーレーを売って、カブに乗り換えて。凄い楽しそうに新しい仕事を探しに東京に帰っていった。

男の子と女の子1人ずつと奥さんと一緒にキャンプをしているご夫婦にも出会った。週末にこうして家族とキャンプをするのが生きがいです。人好きのする素敵な家族でした。

大手量販店のバイヤーをやっていたのを辞めて、フリーランスの仕事を10年以上続けているおっさん。自由に自分のやりたい事を貫く知恵と力を教えてくれる。そんなおっさんでもママさんには頭が上がらないのを見るとほっこりする。

これまで僕は良い高校に行って、良い大学に行って、良い会社に務めて家庭を持つ。それが正しい生き方何だと思っていた。だからやりたい事とかそんなもんは関係なくて、ただ勉強して、適当に遊んで、良い会社に務める事を目指した。

会社に入って僕は愕然とした。自分が何をしたいのか、なんで働いてるのかが分からなかったから。どんな生き方が正解なのか分からなくなって、結局会社を辞めてしまった。

だけど、その先で出会った人達が答えを教えてくれたんだと思います。

生き方に正解なんてなくて、どんな生き方をしたって生きていける。それだったら自分がしたいことをしたらいい。それが分からないなら今からでも探したら良い。そんな事を彼らを見て感じました。

キャンプも十人十色

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やっとキャンプの話になりますが、キャンプの仕方もそれぞれでした。

ツーリングがメインだから、安いテントを買ってご飯は全部外食。テントは寝るだけのキャンパー。

キャンプ場では食事を作ったり仲間と酒を酌み交わして、寝るときはキャンピングカーの男性。

旦那さんは釣りをするために翌朝早朝に釣り船に乗って、奥さんは週刊誌を読みながらその帰りを待つ老夫婦。

男女で集まってBBQを楽しんで、夜はコテージ泊の若いグループ。

山登りのベースの為にテントを張って夜は焚き火を囲んで、翌朝は日も出ぬうちに出発するハイカー。

家族でおっきいテントを張って、お父さんがダッチオーブンで料理を張り切って、奥さんと子どもたちがそれを笑顔で食べるファミリー。

どれも楽しそうで、どれもまごうこと無くキャンプでした。

単なる宿泊手段だろうが、キャンカーで寝ようが、釣りをしようが週刊誌を読もうが、コテージに泊まろうが、ベースにしようが、家族団らんをしようが、全部キャンプで皆笑顔でした。

キャンプの正しいやり方なんてなくて、楽しいと思って外に出ればそれは全て楽しいキャンプです。

それがとても魅力的で何にも縛られる事は無くて、そんな事が許される世界がキャンプにはあるんだと、この旅で実感させられました。

やっぱりキャンプの楽しさは自由にあり

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ここで第一回の結論に戻れるわけですが、キャンプの楽しさは自由さにあります。

最低限守らなければならないルールはありますが、それは常識で考えれば分かることですし、守らないと危険な可能性があることです。

それだけ守れば、キャンプの楽しさは本当に沢山あります。

自分のやりたいようにやることが本当に楽しいんです。

ビールを昼から飲みたきゃ飲めばいい。肉だけ食いたきゃ肉祭りBBQをすればいい。

外で遊びたきゃ遊べばいい。観光したければすればいい。

僕の様にインドアな人は本読んだりゲームしたり、PC持ってって映画を観たって良い。

こうやって人それぞれの楽しみ方が出来るのがキャンプの魅力。

もしキャンプの正しいやり方で悩んでいる方や僕の様に人生真っ黒だと思って悩んでいる方、その他何も悩んでいない方も皆、自然の中で開放感を感じながら好きなことをして、日常から自分を解き放ってほしい。僕の願いはそれだけです。


 

今回の記事はコレで終わりです。そして勢いで書き始めた連載コラムならぬポエムも第一弾は本記事で終了です。本当はもう一回位記事を起こしたかったんですが、勢いで今回で終了しました。

やっとキャンプの楽しさに言及出来ましたが、ほぼ僕のポエムでしたね。楽しかったでしょうか。申し訳ない。

このブログではキャンプ初心者の為になるように色々と情報を載せていますが、これらもあくまで参考の一つでしか無いと思います。何も知らないままではどこから手をつけていいかわからないし、キャンプには危険な事も多くあります。

そういう始める事へのハードル下げられたらいいなと思い、情報をあげています。

ちなみに、本文最後の方で、「日常から自分を解き放ってほしい」と書きましたが、解き放ちたく無ければそれもまた良しです。笑 それすらも自由ですからね。

ではでは、3回で終了しましたがここまで御覧頂いた方本当にありがとうございました。次回もまた何かテーマを考えて連載ポエムを書きたいと思います。

ではでは、最高のキャンプライフを。

 

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