当記事のまとめ
- テントを張る前には必ず【サイトの傾斜】【周辺状況】の2点を確認すべし
- 【斜めのサイトを避ける】【安全そうな場所に設営】【生活施設から距離を取る】を守るべし
どもども、キャンプしながら日本一周中のヤマケンです。
5月に入ってすっかりアウトドアにぴったりな時期になりましたね。
今年もいったいどれ位の方がアウトドアデビューするんでしょうか。そういう方たちの役に立てれば幸いです。
さて、今回のお題は【フリーサイトでテントを張る前に注意しなければイケない事】についてです。
※フリーサイト:自由にテントを張っていい場所。反対に「ここに張って下さい」と指定があるサイトを区画サイトと言います。
フリーサイトだと、良い景色のところや水場・トイレが近いところにサイト設営しがちですが、よく考えて設営しないと大変なことになったりします。ですので、今回はフリーサイトでのサイト選びの注意点と対処法を述べていきます。
1.ちゃんと平らな場所になっているかどうか
日常で生活していて傾斜がある所で寝る経験は稀なので、大した問題では無いと思われがちですがこれは非常に重要です。当たり前と思われた方はその感覚で間違ってないです。
人間の感覚は結構敏感で、少しでも傾斜がある所で横になっていると違和感が凄くて寝るとかそういうレベルじゃありません。違和感どころか、場合によっては気分が悪くなります。
また、テントによっては傾斜があると設営がしっかり出来ないものも有ります。
ですので、サイトを選ぶ前にその場所が【平らになっているかどうか】を必ず確認して下さい。試しに寝っ転がって見るのもいいです。
1.の対処方法まとめ
- 寝れるかどうかは【地面が平らかどうかが前提条件】
- テントによっては斜めのサイトでは設営出来ない
- 寝っ転がって平らか確認
2.周辺状況に問題がないかどうか
次に重要なことが【周辺状況の確認】です。
これは【安全な所にサイト設営する為】と【快適にキャンプを楽しむ為】の2つの意味合いがあります。
2−1.周辺に危険なものが無い場所を選ぶ
当たり前かもしれませんが、【周辺に危険なものが無いことを確認】して下さい。この確認を疎かにすると、せっかく楽しいキャンプに来ているのに台無しになってしまいます。【安全な所にサイト設営する為】には非常に重要です。
例えば、崖に近いところに設営した場合。考えられる危険は「がけ崩れ」と「強風」の2つ。
例えば、窪んだ場所に設営した場合。考えられる危険は「雨が降った際の浸水」。
例えば、枯れ木がの下に設営した場合。考えられる危険は「折れた枝の落下」。
このように、自然の中で行うキャンプにはたくさんの危険が隠れています。それを事前に察知して避けることが重要です。
◀参考記事(外部リンク)▶
2−1.の対処方法まとめ
- 周辺の危機察知を行う。
- 少しでも危ない場所には設営しない。
- ロケーションにだまされない。
2−2.生活施設から程々の距離を選ぶ
【快適にキャンプを楽しむ為】に必要な事は、トイレや炊事場といった「生活施設」から距離をとった場所にサイト設営を行うことです。
トイレや炊事場が近いと中々便利だということでそれらの近くにサイト設営をする方も多いですが、個人的には避けるべきだと思います。
というのも、どう考えても人通りが多いのでリラックスしにくい為です。キャンプでは開放感を楽しめるかどうか非常に重要ですが、生活施設の周辺だと人の往来が多く開放感を楽しむどころではなくなってしまいます。
また、昼間は良かったとしても困るのは夜中や早朝です。せっかく寝ていても、トイレを使用する音や水道を使う音で目が覚めてしまうこともしばしばあります。
ですので、生活施設から少し離れた場所で通路になりにくい場所に設営しましょう。
2−2.の対処法まとめ
- トイレや炊事場からは離れた場所に設営しよう。
- 通路になりそうな場所も避けるベスト。
以上が、フリーサイトでサイト設営する際に注意しなければイケない事とその対処方法でした。
フリーサイトは自由に自分で場所を選んでいいものですから、ロケーションが良かったり、便利そうな場所を選びがちになります。
そういった選び方ではなく、今回挙げたような注意点を最低限守ってサイト選びをすると快適で安全なキャンプを楽しめるかと思います。
詳細は下記でも読めます。
◀参考記事(外部リンク)▶
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